新橋の九州郷土料理店 有薫酒蔵にある「高校よせがきノート」
現在 2000冊を超えた 高校よせがきノートの中から
おかみの松永洋子が 気になった一節に ひと言を添えました。
「おかみが選ぶ 読んでいただきたい一節」
肩の力を抜いて お読みいただければ 幸いです。
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奇跡の居酒屋ノート
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どうしてこのノートが出来たか
九州郷土料理店 有薫酒蔵 新橋店として
新橋駅のすぐ近くのビルの地階に店を開いたのは
1978年(昭和53年)10月16日。
昨年 丸30年を迎えて お祝の会をしたところです。

その30年前の開店の日、カウンターの一番はじの席で
赤枡に入った燗酒をおいしそうに飲まれる
お一人の男性がありました。

そしてその次の日から その席がその方の指定席になって
毎日欠かさずご出勤下さるようになり
たまにご用があって欠勤なさるようなことがあると
「いつもここにいる人、今日はどうかしたの」
と きかれるほどの有薫の名物になってしまわれた人、

それが高校ノートの生みの親 クマ ショーノスケさんです。

福岡県出身のクマさんは 当時44才。
東京暮らしが長いわりには九州弁が抜けないので
クマさんを訪ねて来るお友だちも 皆さんが
九州弁で話しておられて まあなんとにぎやかなこと!

近況報告や相談ごとで訪ねてくる人がひきもきらず
数年後には クマさんが一人でいることは殆どありませんでした。

ある日突然 クマさんが言いました。
「こげん フセツがいっぱい集まるんなら
ノートでも作って何か書こうじゃなかね」

フセツとは附設。
福岡県の久留米大学附設高等学校のことでした。
クマさんは そこの栄えある第1回生だったのです。

それはクマさんが カウンターのはじに居を定めてから 9年目、
1987年の夏のことでした。

「ノートを置いてよかじゃろか」と クマさん。
「いいことですねえ。ノートは私が買って来ましょう」と 私。

早速次の日、主人と私は銀座の伊東屋へ行き
一人一人が心を込めてお書きになるのだからと
風格のあるしっかりとしたものに決めました。
1200円もする高価なノートでした。

そのノートがいたく気に入ったクマさんは
だれかに巻頭言を書いてもらおうと言いはじめ
大石亀次郎さんという元教師の方にに決まりましたが、
その亀次郎先生は当時100才。

だれが説明しに行くのかとか
持って行くのはだれだとか いや送った方がいいとか
なかなか決まりません。

その間 そのノートは棚の上に置いてあって
シビレを切らした方々が次々にお書きになっているので、
第一号の高校ノートのはじまりは
1987年7月4日

亀次郎先生書のノートが届いて
同窓会長の西牟田さんが挨拶文を書き、
クマさんが添え文を書いたのは
半年後の1988年2月24日のことでした。

         〜おかみのブログ ”おかみの日々徒然”より〜

.福岡県久留米大学附設高等学校のノート巻頭言


2009.08.07 Friday 16:11
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